第15回JACB総会が開催されました

第15回JACB総会が、2007年4月27日 主婦会館プラザエフ(東京都千代田区)で開催されました。
総会では、2006年度の各種の事業活動・会計報告並びに2007年度幹事団の選出、活動方針及び予算(案)を審議し承認されました。

2006年度事業報告では、①認定機関との意見交換会、②品質技術委員会活動、③環境技術委員会活動、④認証制度に関わる講演会・意見交換会等について報告がありました。特に、海外から講師を招聘しての審査登録制度に関する講演会・意見交換会にて、情報を共有することができたこと、また、 審査登録制度の健全な発展・普及により信頼性の向上を目的とした各マネジメントシステム技術委員会からのアウトプットである「QMS(品質マネジメントシステム)の有効性を審査する」、並びに「環境不祥事への審査登録機関としての指針について」に関する討議の結果について報告されました。

2007年度の幹事団については1機関減の12機関体制となり、代表幹事には安倍徹氏(社団法人日本能率協会 理事・審査登録センター長)が選任されました。

2007年度活動方針には、①審査登録制度の健全な発展・普及、②マネジメントシステムの有効性に対する期待への対応、③審査登録制度の信頼性の向上、というJACBの3つの基本方針及び2006年度活動成果を継続し、次の5つの柱が方針に盛り込まれ、総会にて承認されました。

1.社会財としてのISO認知度を高める働きかけを行うと共に、真に社会に必要とされる方向性を探る
2.新たなガバナンス体制の具体的あり方に取り組む
3.会員機関業務運営の透明性向上を図るため、各機関の情報公開を推進する
4.審査登録制度の健全な発展のために、利害関係者とのコミュニケーションを継続的に実施する
5.会員相互の情報交換の促進・積極的な情報発信