JAB環境ISO大会への参加

去る2004年2月9日に、財団法人日本適合性認定協会主催のJAB環境ISO大会が開催されました。

この大会では、昨年11月15日に環境マネジメントシステム(EMS)規格であるISO 14001が改訂され、この2月16日には気候変動枠組条約の京都議定書が発効されるなど、環境マネジメントに関わる新たな動きの中で、EMS審査登録制度の問題点と次のステップへの課題を検証するために、国内外の6名のゲストによる講演が行われました。

 審査登録機関の立場として、西谷徳治JACB代表幹事が「これからの審査登録機関の使命」をテーマに講演を行い、ISO 14001:2004年版を生かしたEMSの望ましい取り組みとして組織の本業に根差したEMSのあるべき姿と、第三者認証制度の中で『審査登録機関は社会の公器である』の考えのもとで、スパイラルアップへ向けて審査登録機関のトップの高い志が求められていることを述べました。