「QMSの有効性の審査を考える」と題するJACB品質技術委員会報告書の公開にあたって

JACB幹事会は、認定制度によるガバナンス下で活動するISOマネジメントシステム規格を使った認証活動は社会の公器であるとの認識の下に、これまで、当技術委員会による研究レポートを積極的に公開し、皆さんのご参考とご批判に供してきました。

JACB幹事会は、認定制度によるガバナンス下で活動するISOマネジメントシステム規格を使った認証活動は社会の公器であるとの認識の下に、これまで、JACB品質技術委員会による研究レポートを積極的に公開し、皆さんのご参考とご批判に供してきました。

2008年末に発行されたISO9001:2008年版では、組織に対して組織の環境や市場環境に応じた、有効性のあるマネジメントシステムを要求することを強調していますし、一方、ISO/IEC17021:2006はマネジメントシステムの審査においてマネジメントシステムの有効性をきちんと審査することを求めています。

このような状況のなかで、JACB品質技術委員会は2008度下期の特定検討テーマとして、品質マネジメントシステムの有効性を有効に行うための取り組み方について討議を行ってきました。その結果を「QMSの有効性の審査を考える」と題する報告書」に取りまとめ、2009年4月に開催された第19回総会で報告をしました。

JACB幹事会では本報告書は有用な情報を含んでいると考え、内外の関係者のご参考のために本ウェブサイトにこれを公開することといたしました。

なお、この報告書はJACB品質技術委員会の意見の表明であって、JACBとしての機関決定事項ではありませんことを念のため申し添えます。